お金があれば幸せなのか?豊かに生きるには。
2020/03/04
人生は一度しかありません。
人は自分の意思で生まれることはできません。しかし生まれた以上は生きなければなりません。
そして生まれたからにはいつかはその生命は終わりを迎えます。せっかく『生』をもらったのですからできれば人生が終る時に「ああ、いい人生だったな」と思えるような人生にしたいものです。
そのためには日々『豊かに』生きたいと思うのです。
豊かさとは何か
では豊かさとは何でしょうか。
豊かさには『物質的豊かさ』と『精神的豊かさ』のふたつがあります。
『物質的豊かさ』とは、たとえば車が欲しいと思ったときに好きな車が買えるとか、食べたいものが自由に食べられるとか、いわゆる欲しい『物』が自由に手に入る状態です。
このようになるためにはある程度お金が必要になります。今の日本は経済大国となり、『物質的豊かさ』は満たされるようになりました。
もちろん人それぞれの要求度合いや価値観がちがいますから一概には言えませんが、よほどのことがない限り日本で餓死することはありませんからね。ただしこの『物質的豊かさ』だけでは人は十分には満足できません。
そこで『精神的豊かさ』が必要になってきます。たとえば家族が健康でいられるとか子供の成長に喜びを感じるとか感動的な映画を見て涙を流すとか。
お金があるだけでは充実した人生が送れるわけではなくこのような精神的な楽しさがあってこそ人生はよりよいものになります。
お金だけあればいいのか
よく議論になるのが『お金だけあれば人は幸せなのか』ということです。
確かにお金だけあればいい人生を送れるというわけではないでしょう。しかしながらまたお金がない状態では、充実した人生が送れないのも事実です。
たとえばいくら貧乏でも家族の笑顔があればそれでいいと言っても、その日の食べ物にも困るようでは、病気にもなるでしょうし、楽しい生活が送れるわけもありません。やはりある程度のお金は必要になります。
やはり人生にはバランスが必要
ある程度のお金がある状態すなわち『物質的豊かさ』が満たされた状態と同時に『精神的豊かさ』が満足された状態のバランスがとれていることが大切です。
またこのバランスの度合いは人によって当然違ってきます。世の中全く同じ価値観の人はいないでしょうから、ある人は『物質的豊かさ』を重視するでしょうし、ある人は『精神的豊かさ』を重視するでしょう。それは当然のことです。正解はありません。
重要なのはそれぞれが自分の価値観にあった『生き方』を見つけることではないでしょうか。