お湯が出にくい 給湯器の号数 16 20 24号の違いは
2018/08/19
お風呂のシャワーと台所の洗い物でのお湯と同時に使ったときに、出るお湯の量が少なくなってしまうという経験のある人も多いのではないでしょうか。
これには給湯器(エコジョーズ)選びで16号とか20号とかの数字が関係しています。これについて調べてみました。
給湯器の号数が大きいほどパワーがある
号数は水温+25℃の水が1分間に出る量を指し、24リットル出すことができれば号数は24号となります。ただし、設定温度と水温差によって出湯量は変わってきます。
出湯量=号数×25÷(設定温度ー水温)
例えば、冬場など水温が5℃の場合、42℃の設定温度をすると、42℃(設定温度)-5℃(水温)=37℃の上昇が必要なため、上の計算式に当てはめると24号でも出湯量は約16リットルとなり、24リットルのお湯が出るわけではありません。
つまり、冬場など水温が低い時期の出湯量も考慮した号数選びが必要なのです。
具体的には
冬場 水温5度の場合
シャワー 42度のお湯約12L/分が快適
→数式から約17号必要
台所 35度のお湯約4L/分が快適
→数式から約4号必要
ここで考えなければいけないのがお風呂のシャワーと台所の同時使用が必要かということです。
一人ぐらしあるいは二人ぐらしで同時に使用する機会がほとんどなければ16号で十分となります。
しかし4人家族で同時使用率が高ければ20号、あるいは余裕を見れば24号にしたほうがいいです。